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組込みソフトウェア評価用自動試験器 開発事例(中編)

前編に引き続き、組込みソフトウェア評価用の自動試験器の開発事例を紹介します。 入出力にスイッチやランプを接続し、人手で操作・目視確認をすることで行っていた組込みソフトウェアのデバッグ作業を自動化し、デバッグ時間を短縮させる事を目的としたツールです。


4.ソフトウェア仕様

画面下部のステータスバーに状態を表示します。

【デジタル入力】(開発対象装置への出力)

信号毎に名称を表示できます。
其々の信号に、ラジオボタンで自動(制御)/手動(制御)切替を設定します。
手動(制御)の、HI/LOW状態を設定します。
自動(制御)の、HI/LOW状態を表示します。
自動(制御)/手動(制御)による動作の違いは以下の通りです。

【デジタル出力】(開発対象装置からの入力)

信号毎に名称を表示できます。
其々の信号に、ラジオボタンで自動(制御)/手動(制御)切替を設定します。
手動(制御)の、HI/LOW状態を設定します。
自動(制御)の、HI/LOW状態を表示します。
自動(制御)/手動(制御)による動作の違いは以下の通りです。

【アナログ入力】(開発対象装置への出力)

数値にて電圧を設定します。
数値の上下限値は±5000[mV]です。
最小ステップは10[mV]です。
信号毎に名称を表示できます。
個々の信号に対して、開発対象装置上の単位への変換値も表示します。
個々の信号にラジオボタンで、自動(制御)/手動(制御)切替を設定します。
自動(制御)/手動(制御)による動作の違いは以下の通りです。

【矩形波入力】(開発対象装置への出力)

矩形波の周波数を数値で設定します。
周波数設定上下限値は0~100000000[mHz]です。
最小ステップは100[mHz]です。
0[mHz]に設定された場合、”0”連続か”1”連続かを選択可能です。
自動制御での設定電圧を画面上に表示します。 
波形の振幅電圧は3.3Vです。
信号毎に名称を表示できます。
個々の信号に対して、開発対象装置上の単位への変換値も表示します。
個々の信号にラジオボタンで、自動(制御)/手動(制御)切替を設定します。
自動(制御)/手動(制御)による動作の違いは以下の通りです。


次回は実際に作成した実機を写真を交えて紹介します。

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