コントロールセンタとは

モータやポンプを開閉制御する機器を収納した機能ユニット※を集合させた盤をコントロールセンタ(MCC,CC)と呼びます。 主に、工場、上下水道処理場、発電所などのプラントで使われるポンプ・モータ等の制御・保護・監視等を行なっています。

※機能ユニットとは
負荷を開閉させるために必要な主回路開閉器、保護装置、監視・制御器具などの機器を備えた１回路で構成されたユニットのことです。

田原電機のコントロールセンタ

田原電機のコントロールセンタ（TD形）は使いやすさと機能（通信、監視、制御）を追求したバリエーションタイプです。また、お客様のご要望に応え、特殊回路の構築やメンテナンス・点検作業などのサポートも対応しています。
既設コントロールセンタの更新計画もご相談を承ります。
長年培われた知識とノウハウを活かし、安全かつ高信頼な設備を実現します。
マルチモータリレー（MMR）はこちらからご覧になれます。

特徴

• 主回路断路装置はプラグイン機構を使用した
  高信頼形です。
• ユニットの引出はセンタガイド方式を採用、
  断路・試験・接続位置を持っております。
• ユニットの種類は遮断容量・ユニット形態・
  負荷容量によって選択できます
• ユニットは引出形です。
  引出が困難な大形ユニットは遮断器のみ
  引出形にすることを原則としております

構成例

サイズ

Ｗ600×Ｈ2350（ベース50Ｈ含む）×Ｄ550
片面形、両面形共に共通サイズ

総括端子室

統括端子室を設ける場合は下段2段を占有。

構造

プラグイン機構を使用した主回路断路部。
保護構造はIP4Xも可能(オプション対応)。

配線処理スペース

上下250mm。ユニットは最大9段積。

母線

両面形の垂直母線はユニットの互換性を有する2重母線、全面絶縁方式、相間バリアを設置。水平母線はケーブル引込が容易な上下縦配置母線。

オプション

マルチモータリレー(オプション)を使用することで保護、監視、制御機能の選択が自由に行えます。ネットワークの構築も可能(省配線、オープン化)

定格と適用規格

項目		規格・標準定格値
適用規格		JEM1195
定格絶縁電圧		AC600V
定格使用電圧	主回路	AC200V,220V,400V,440V
	制御回路	AC100V,110V,200V,220V
定格周波数		50Hｚ,60Hz
定格母線電流	水平母線	630A,800A,1000A,2000A
	垂直母線	600A(L形)
定格短時間耐電流		25kA,50kA/0.5秒
定格遮断電流		25kA,50kA
商用周波数耐電圧	主回路	2200V/1分間
	制御回路	1500V/1分間 (通信伝送路除外)

田原電機のコントロールセンタカタログはこちら(2.6MB)からご覧いただけます。

コントロールセンタ納入実績

公共事業のインフラである発電所・水処理場・ゴミ処理場や、一般産業である製紙・飼料貯蔵施設・精錬所・など田原電機で作られたコントロールセンタはさまざまな分野で活躍しております。
詳しい納入実績はコントロールセンタ納入実績を参照ください。

制御盤納入実績紹介はこちらからご覧になれます。

コントロールセンタは田原電機にお任せください

田原電機は、コントロールセンタを作り始めてから60年を超える古い歴史と、制御盤・配電盤に対して3万件をこえる確かな実績があります。お客様の要望に応え、特殊回路の構成やメンテナンス・点検作業などのサポートにも携わってきました。
古くなったコントロールセンタの更新計画へのご相談にもお応えしてまいります。

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